補助具の活用
私の馬場へ練習に来た学生2回生含むの全てに言えた事は、拳をきっちりと握らない伏せ拳手綱の長さがルーズコンタクトの放棄誤った開き手綱で誘導でした。
これは下記が原因となっている場合が多いのですが、こんな状態ではまともな誘導は出来ません。
平素の練習で手綱を短くして銜にガチンガチン拳を当てられては敵わないから、極力馬を痛めないように乗らせている。
指導する人間多くの場合上級生の指導力不足。
騎手の無知。
拳の姿勢は、手首肘肩関節の動きと密接にかかわっているし、また盾轤ゥく、確実に握り込んだ拳は適切な手綱の長さ調整に必須だし、少し要求レベルが上がってくれば、だらだら手綱で馬が伸びきった状態では運動への対応ができません。
今年の1回生合宿も今日と明日の二日を残すだけとなったのですが、割と早い段階から障害通過が出来るようになった学生と、一番技術が遅れている学生二人という組み合わせとなっています。
早い段階で障害を飛ばせたから、その学生が優秀かと言うと、実はちょっと違っています。
飛ばせる事だけを優先し、その他の事には目をつぶって指導したと言うのが現実で、本人は自信が付いたかもしれませんが、次の段階では鐙への適切な負荷馬とのスィング同調確実な誘導左右の体勢理解と左右の駈歩発進などを厳しく要求し始めました。
すると、伏せ拳で、ルーズなコンタクトではなにも改善しない事になります。
口で言って治らねば、次はシバキ倒して教える事になるのは大昔の事で、今は多少工夫しております。
今日の学生にやらせた事は、洗い場に有った手入れ用の大きなスポンジを卵くらいの大きさに切って、拳の中に握りこませて手綱を保持させました。
色々な指導書にはスポンジを握り込むような握力と表現されていますが、それを実際にスポンジを握りこませて指導した訳です。
裸馬騎乗もそうでしたが、目先を変えて適切な指導を行うと、堰を切ったように技術習得が出来る事が有ります。
本日のスポンジ握り込みも非常に有効でして、脚と銜扶助の連携が良くなり、隅角通過などで大きな成果が有りました。
書いてある事を読めば何てことない話ですが、実際にやるかやらないか、気付く思考力が有るかないか、その差は大きいんと違うでしょうか。
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